佐藤健さんの顔で知られているほくろは、本人の右頬にあります。Netflixシリーズ『First Love 初恋』では、この位置のほくろを、若い晴道役の木戸大聖さんにもメイクで再現したと報じられています。
小さなほくろが、画面の中では人物をつなぐ目印にもなる。どこにあるかだけでなく、作品での使われ方まで知ると、晴道の登場場面を違った視点で見られそうです。
右頬のほくろを同日の2カットで比較
横にスワイプすると別角度の写真を確認できます。
出典:Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
出典:Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
2枚は2019年10月28日の同じイベントで撮影された別カットです。どちらも画面左側に見える本人の右頬にほくろを確認できます。昔と現在の比較ではなく、角度が変わっても位置を把握しやすくするために並べています。
ほくろは右目の下、頬のどのあたり?
シネマトゥデイの2022年12月19日付記事は、佐藤さんの特徴を「右ほほ」のほくろとして紹介しています。本人の右側は、反転していない正面写真を見る側からは左側です。「右」「左」の説明が違って見えるときは、誰から見た向きなのかをそろえると分かりやすくなります。

Sato Takeru from "One Night" at Opening Ceremony of the Tokyo International Film Festival 2019 / Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
上の写真は2019年10月28日、映画『ひとよ』で東京国際映画祭のオープニングセレモニーに出席したときの姿です。右目の下の頬に、丸いほくろが見えます。目のすぐ際ではなく、目の下と口角の間の頬にあるのが目印です。
写真全体では小さな点ですが、同じ写真の右頬を拡大すると位置がはっきりします。赤丸は場所を示すためのもので、ほくろを濃くしたり、肌の見え方を変えたりしていません。写真全体と拡大部分は別の年代ではなく、同じ一枚です。
この写真ではマイクの文字が通常の向きで読め、掲載した画像にも左右反転は加えていません。赤丸があるのは画面の左側、佐藤さん本人の右頬です。

Sato Takeru from "One Night" at Opening Ceremony of the Tokyo International Film Festival 2019 (49013876746) / Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
同じ日の正面寄りのカットでも、右目の下から少し内側に下がった位置に同じほくろが見えます。顔の向きが変わると、見る側からの位置や鼻との距離感が違って見えますが、写真は左右反転せずに掲載しています。

Sato Takeru from "One Night" at Opening Ceremony of the Tokyo International Film Festival 2019 (49013348108) / Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
少し表情が変わったカットでは、頬だけでなく口元の小さなほくろも写っています。この記事で位置を案内しているのは、作品でも再現された右頬のほくろです。複数ある小さな点を一つに混同しないことが大切です。

Sato Takeru from "One Night" at Opening Ceremony of the Tokyo International Film Festival 2019 (49014080692) / Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
斜めから撮影した写真では右頬の面が正面寄りに向くため、ほくろが比較的見つけやすくなります。同じ会場・同じ衣装でも、顔の角度やマイクの有無で見え方は変わります。
『First Love 初恋』では若い晴道にも同じほくろを再現
2022年配信のNetflixシリーズ『First Love 初恋』で、佐藤さんは大人になった並木晴道を演じました。高校時代の晴道役は木戸大聖さんです。
シネマトゥデイは、木戸さん本人にはない右頬のほくろをメイクで加え、佐藤さん演じる大人の晴道と同じ人物に見えるよう再現したと報じています。輪郭や髪型だけでなく、小さなほくろまで役をつなぐ要素に選ばれたことからも、佐藤さんの顔を識別する特徴であることが分かります。
ここで比較されているのは「若い頃の佐藤健さん」と「現在の佐藤健さん」ではありません。木戸さんが演じた若い晴道と、佐藤さんが演じた大人の晴道です。ドラマ内の年代をつなぐため、実際の顔の特徴が役のメイクに取り入れられたというエピソードです。
木戸大聖の役作りは、佐藤健の物まねではなかった
木戸さんは2023年1月31日のGINGERのインタビューで、佐藤さんと同じ役を演じる責任を感じていたと話しています。ただ、普段の佐藤さんをそのまま再現するのではなく、それぞれが晴道に近づくことを大切にしたそうです。役の仕草については、佐藤さんの映像を参考にしたものもあったと説明しています。
この話と、ほくろをメイクで足したという報道を合わせると、二人のつながりが顔の似ている・似ていないだけで作られたのではないと分かります。演技ではそれぞれの晴道を形にし、見た目には共通する小さな目印を置く。その組み合わせが、同じ人物の異なる時期を見せる工夫になっていたのでしょう。
写真で見えないときは、なくなったということ?
ほくろが写っていない写真を見ても、それだけで「除去した」とは判断できません。2019年のイベント写真には右頬のほくろが写り、2022年にはドラマでの再現が報じられました。ただし、この二つから現在の状態や除去の有無まで分かるわけではありません。
小さな点は、写真の明るさや縮小表示で見えにくくなることがあります。一枚で見えないことと、実際になくなったことは別です。過去の作品写真だけで現在の状態まで答えることもできないため、除去を前提に時期を決める根拠にはしません。
また、肌をなめらかに見せる照明やメイク、動画の圧縮、スマートフォンでの縮小表示でも印象は変わります。掲載した2019年の4カットは、撮影日と衣装をそろえたうえで角度の違いを見られる資料です。時系列の変化を示すものではないため、「この年まではあった」と現在まで連続する証拠としては扱っていません。
まとめ
佐藤健さんの右頬のほくろは、『First Love 初恋』で若い晴道を演じた木戸大聖さんにもメイクで再現されたと報じられています。若い晴道の写真は佐藤さん本人の昔の姿ではなく、役をつなぐ工夫を見られる写真です。
役の年代をつなぐ目印に採用されたことが、このほくろの印象の強さをよく表しています。一方、この記事で取り上げた作品報道から、佐藤さん本人の除去の有無まで判断することはできません。
参考資料
アイキャッチ写真:Sato Takeru from "One Night" at Opening Ceremony of the Tokyo International Film Festival 2019 / Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0。2019年10月28日撮影。編集部でトリミングし、フレーム・文字を追加。

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