2024年のM-1グランプリで見事決勝進出を果たした漫才コンビ「バッテリィズ」。
草野球で培った息の合った掛け合いや、独特の視点で切り取るネタが魅力の彼らの素性に迫ります。
この記事では、そんなバッテリィズの芸歴やプロフィール、同期芸人たちとの関係、そしてファンのリアルな評判までをまとめました。
バッテリィズの基本情報と芸歴
バッテリィズは、2017年に結成された吉本興業所属のお笑いコンビです。大阪NSC36期生としての基礎を活かし、独特なスタイルで注目を集めています。
コンビ結成の経緯と名前の由来
バッテリィズの結成は2017年10月15日。結成日から数えると、2024年12月時点で芸歴は8年目となります。
同じ草野球チーム「上方ホンキッキーズ」でバッテリー(ピッチャー:エースさん、キャッチャー:寺家さん)を組んでいたことがきっかけでした。
ブルペンでの雑談が発端で、「コンビ名もバッテリーにしよう」という自然な流れで誕生。その絆が、現在の漫才の息の合った掛け合いにも反映されています。
エースのプロフィールとキャラクター
エースさん(本名:角拳都)は、大阪府大阪市西成区出身のボケ担当です。
- 性別:男性
- 生年月日:1994年11月02日
- 身長/体重:182cm /67kg
- 出身地:大阪府 大阪市
- 趣味:野球(阪神タイガースファン)、ONE PIECE関連
- 特技:野球、ONE PIECE
- 出身/入社/入門:NSC大阪36期
引用元:吉本興業公式HP
NSC時代から明るいキャラクターで目立つ存在でした。草野球ではピッチャーとして全国大会に進出した経験があり、舞台でもその「エース感」が光っています。
寺家のプロフィールとキャラクター
寺家さん(本名:寺家剛)は三重県津市出身のツッコミ担当。ネタ作りも手掛けるコンビの頭脳派です。
- 性別:男性
- 生年月日:1990年08月07日
- 身長/体重:176cm /72kg
- 血液型:B型
- 出身地:三重県 津市
- 趣味:草野球(上方ホンキッキーズ) 、競馬、ラーメン巡り
- 特技:キャッチャー◯ 流し打ち
- 出身/入社/入門:一般36期
引用元:吉本興業公式HP
実生活では既婚者であり、一児の父でもあります。その人柄の温かさが、舞台での安定感を支えています。
コンビの主な活動拠点とスタイル
バッテリィズの主な活動拠点は大阪の「よしもと漫才劇場」。草野球や日常生活を題材にした漫才が特徴で、観客を飽きさせないテンポの良さが魅力です。
野球への熱い想いがコンビに与えた影響
野球への愛は、ネタやコンビ名だけでなく地域活動にも反映されています。草野球チーム「上方ホンキッキーズ」で子どもたちにキャッチボールを教えるなど、地元に根ざした活動を展開中です。
バッテリィズの同期芸人は?
バッテリィズが成長を遂げた背景には、切磋琢磨し合った同期芸人たちの存在があります。同じNSC大阪校36期生として活動してきた彼らの関係性を詳しく見ていきます。
NSC大阪校36期生
NSC大阪校36期生は、「黄金世代」とも言われるほど実力派が揃った期でした。バッテリィズもその一員として基礎を学び、舞台での経験を積んできました。
エースさんと寺家さんがNSC時代に特に印象深いと語るのが、同期全員が集まるネタ見せ会です。そこでの評価や指摘を通じて、技術的な向上だけでなく、他の芸人から学ぶ姿勢も培われました。
筆者の見解として、NSC時代は単なる基礎の習得期間ではなく、同世代との競争心や連帯感を醸成する重要な時間だったと言えます。
バッテリィズの主な同期芸人の一覧と特徴
同期には、現在も第一線で活躍する芸人が多数います。以下にバッテリィズの主な同期芸人を
- カベポスター:緻密なネタ構成で笑いを取るスタイル。
- オダウエダ:独特のテンポと世界観で異彩を放つ女性コンビ。
- EXIT(兼近大樹):若者文化を取り入れたポップな漫才が特徴。
- ダブルヒガシ:ベテランの風格すら感じさせる実力派。
- ゆめっち:女性お笑いトリオ「3時のヒロイン」のメンバーとして多くのバラエティ番組で活躍中
※EXITの兼近はNSC東京校の19期生。同じ2013年卒のため同期扱いとなります。
バッテリィズは、これらの同期芸人たちと共に劇場やライブで競い合うことで、自らのスタイルを磨き続けてきました。
切磋琢磨したエピソード
エースさんが語る印象的なエピソードとして、カベポスターとのネタ作りについての意見交換があります。「カベポスターの緻密さを見て、自分たちの漫才にもっとストーリー性を加えようと思った」と語っており、その影響が現在のバッテリィズのネタ構成に反映されています。
また、寺家さんはオダウエダの独創性に刺激を受け、「他にはないオリジナルな切り口を」と意識し始めたと言います。こうした同期との交流が、彼らの成長を支えました。
同期芸人との共演やコラボ
バッテリィズは、同期芸人と頻繁に共演しています。特に「バカ丸ライブ」では、カベポスターや丸亀じゃんごと共演し、漫才だけでなくコントや企画コーナーでも観客を楽しませています。
こうしたライブでは、普段見られない即興の掛け合いや裏話が披露されることも多く、ファンにとっては貴重な場となっています。
同期ネットワークが築いた新たな挑戦
同期ネットワークを活かし、バッテリィズはYouTubeやラジオ番組での新たな挑戦も始めています。特に草野球チームを題材にしたネット番組では、笑いだけでなくスポーツマンとしての一面も見せています。
筆者として、こうした新しい分野への挑戦は、芸人としての多面性を示す良い機会であり、今後の活躍の幅を広げる可能性を秘めていると感じます。
2024年M-1グランプリ決勝進出への道のり
M-1グランプリ2024での決勝進出は、バッテリィズにとって大きな転機でした。その背景には、地道な努力と失敗を糧にした成長の軌跡があります。
過去の賞レースでの苦闘と成長
2018年に初出場した際は3回戦進出にとどまりましたが、徐々に成果を上げ、2022年には準々決勝進出、2023年には準決勝進出を果たしました。毎年ネタを改良し続け、着実にステップアップしてきたのが彼らの特徴です。
筆者としては、漫才に対する真摯な姿勢と試行錯誤の積み重ねが、この成長を支えたと感じます。
バッテリィズのM-1グランプリ歴代成績
バッテリィズは2018年からM-1グランプリに挑戦しており、2024年の今回で7回目の出場となります。以下にこれまでの成績をまとめました。
- 2024年:決勝進出
- 2023年:準決勝敗退
- 2022年:準々決勝敗退
- 2021年:3回戦敗退
- 2020年:2回戦敗退
- 2019年:2回戦敗退
- 2018年:3回戦敗退
予選から決勝進出までの流れ
2024年の大会では、準々決勝で披露した「日常生活をテーマにした漫才」が観客と審査員の心をつかみました。準決勝ではさらにネタを練り直し、笑いと感動を両立させたストーリー性のある漫才を披露しました。
バッテリィズに関するSNS上での評判
2024M-1決勝進出後のX(旧Twitter)でのファンの反応を見てみると、ダークホース的存在として優勝を願うファンも多く、バッテリィズの注目度の高さが伺えました!
これは、M-1後も人気を集めること間違いなさそうですね!
まとめ
この記事では、「バッテリィズ」の芸歴やプロフィールなどの基本情報から同期芸人や2024年M-1グランプリでの活躍ぶりを紹介していきました。
バッテリィズの特徴は、日常をユーモラスに描く漫才と、草野球を通じた地域貢献にあります。その親しみやすいキャラクターと緻密なネタ作りが、彼らを2024年のM-1決勝進出に導きました。
さらに、同期芸人との切磋琢磨や、地域とのつながりを大切にする姿勢が、彼らの笑いをさらに深みのあるものにしています。今後も漫才の新たな形を追求しながら、全国の観客を魅了し続けることでしょう。
ぜひ、バッテリィズの今後の活躍に注目してください!この記事を通して、彼らの魅力が伝わっていれば幸いです。
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