【横浜vs慶応】神奈川県予選決勝の誤審判定問題に対する審判団の見解は?

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今回は、今年の夏の甲子園 神奈川県予選決勝(横浜vs慶応)で起きた誤審問題について私が思うことを書いていきたいと思います。

甲子園球場の写真

横浜vs慶応の誤審問題とは?

まず、事の概要をお伝えすると、甲子園をかけた大事な一戦、3対5横浜高校リードで迎えた9回表慶応の攻撃、ノーアウトランナー1塁の場面でバッターがセカンドゴロを打ち、4-6-3のゲッツーコースだったが、1塁は間に合わずセーフ。二塁フォースアウトのみの1アウトランナー1塁でプレイ再開と思われたが、なんと二塁ベースで送球を受け取った遊撃手がベースに触れていなかったということで、オールセーフという判定に

この判定が物議を醸し、ツイッターなどのSNS上で大炎上しているわけなんです。

なんせその後、勢いに乗った慶応が逆転のスリーランホームランを放ち、6対5で慶応が劇的勝利で甲子園の切符を勝ち取るという結果になったわけですから。

問題のシーンを映像で確認

その問題の映像がこちら↓↓

youtu.be

さらに別角度でのスロー再生。

youtu.be

私も学生時代ずっと野球をやっていたので、正直この判定に対しては「アウトでいいんやないか?」と思いましたが、映像を見ても確実に触れているとは言い切れないところもあるので、かなり難しい判断だとは思います。

ネット上では、「ビデオ判定導入しろ!」や「ひどすぎる誤審」など、判定に対しかなり批判的な意見が多く見受けられます。

横浜高校野球部OBもX(旧:Twitter)上で反応

また、横浜高校のOBでもあるタレントの上地雄輔氏や元プロ野球選手の愛甲猛氏なども、ツイッターで以下のようにリアクションをみせています。

上地

合ってる合ってないは別として高校野球にもリプレイ検証を導入してあげて下さい🙇‍♂️ 急に子供の人生が変わります。俺みたいにとは言わないけど、本当に1プレイで急に進路や未来や野球の道が途絶える事があります。 時間や人員の問題などあるのは分かるけどどうか🙏納得させてあげて

引用元:https://twitter.com/KamijiUsuke/status/1684063047160307712?s=20

愛甲

しかしショートがベースの角を蹴ってファーストに投げるなんて当たり前のプレーなのそれが見えてないなんて・・・高校野球の審判のあの揺るぎない自信はどこから来るんだろ?

引用元:https://twitter.com/norainu_0815/status/1684073855521030144?s=20

確かに横浜高校の選手も納得いかないでしょうし、気持ちの良い終わり方ではなかったでしょうから、可哀そうという気持ちは私も同感しますが、かと言って審判を責められるかと言ったらそれもまた違うなと感じます。

あの大舞台、大事な場面、何千、何万もの人が注目している中で下した判定なわけですから、審判も生半可な気持ちではなかったと思います。

人がやる以上、完璧なんてあり得ないわけですから。だからビデオ判定などの声が挙がるんですが、そこもまた難しい問題なんですよね。

それには人員はもちろん費用もかかりますし、プロと違ってビジネスの一部ではないので、実現性は低いかなと私は思います。

誤審について考えるべきこと

高校野球のみならず、スポーツ競技において誤審問題は避けては通れないことであるため、さまざまな視点から考える必要があるかなと思います。

競技の不公平性

誤審が起こると、その試合や場面において公平性が損なわれる可能性があります。 特に接戦や重要な場面での誤審は、試合結果に大きな影響を及ぼすことがあります。

選手の努力への影響

選手たちは努力と練習を積み重ねて試合に臨んでいます。 誤審が結果に影響を与えることで、選手たちの努力が報われない場合があります。

審判の負担

誤審は審判にとっても負担となり、プレッシャーや非難を受けることがあります。 正確な判定を求められる一方で、人間の限界も考慮しなければならない難しい状況です。

どう改善していくか

ビデオ判定などの新たな技術を導入することで誤審は間違いなく減少できるでしょう。しかし、前述したようにそれには多額のコストや試合時間の延長などの課題点出てきます。高校野球へのビデオ判定導入については、公平性や正確性の向上を目指す一方で、試合の流れやスポーツの特性を考慮する必要があります。 適切な導入方法と運用方針を検討し、スポーツの魅力や公正性を保ちつつ、技術の進化を取り入れることが求められます。

また、審判の技術向上はこれからも当然図っていくべきですし、加えて今回のような事態が起きたときに誠実な対応を示していくとこも大切だと考えます。

誤審疑惑に対する審判団の見解

とある記者の取材に対し、横浜高校の関係者がこう語ったのだといいます。

「あまりにひどい判定だったので、試合後、村田監督が審判に訴えに行ったんです。当初は誤審であることをなかなか認めようとしなかったようですが、2時間ほど話し合い、最終的には(誤審だったと)認めたと聞いています」

引用元:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailyshincho/sports/dailyshincho-1017543?redirect=1

これに対し、審判団は「謝罪した事実はない」としているそうで、横浜高校の村田浩明監督が実際に尋ねてきた際には、「二塁塁審はショートの選手が塁を踏んでいないと判断したため、あのような判定になった」と答えたそうです。

どう考え、なにを大事にしていくべきか

ここまで誤審について色々と書いてきましたが、結局一番大切なのは、選手や子どもたちに対して周りの大人がどう導いていくかということ。

世間全体が批判的だと、負けた横浜高校はさらに納得いかないでしょうし、勝った慶応高校の選手も気持ちよく甲子園に臨むことができないでしょう。

起きた問題もそうですが、逆転ホームランを打った慶応の選手および諦めなかったナインを称賛するほうが高校野球のあり方としては、正しいのではないかと私は思います。

この方の意見はごもっともですし、球児が堂々と甲子園で戦えるように大人がしていかなくてはですね!

今すぐは無理だとしても、当事者の選手たちが、5年後、10年後、成長した姿で当時の話を語り合える未来になることを願っています。

追記(2023/8/23)

慶応高校、甲子園優勝おめでとうございます!!!

神奈川県予選からの勢いそのままに、甲子園を制するなんて、本当に感動しました!

疑惑の誤審問題を見事に跳ね除けし、実力を示した彼らの雄姿を称えるべきでしょう。

改めて、、、高校野球って素晴らしい!!!!!

>>甲子園で新導入された「クーリングタイム」とは?

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